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木曽川 鵜飼Kisogawa Cormorant Fishing

名勝木曽川 鵜飼

期間 611015

千三百年の
伝統漁法を
観覧船から。

鵜飼は、鵜舟に乗った鵜匠がウミウを訓練し、川魚を捕らせる古代漁法です。鵜舟は最大三隻で漁を行い、それぞれ鵜匠と船頭が乗り込みます。
一人の鵜匠が操る鵜は最大十二羽。首に手縄をつけ、鵜匠の巧みな手縄さばきに促され、鵜たちは水中へ潜り、鮎をはじめとする川魚を捕らえます。
鵜が魚を飲み込み水面に上がってくると、鵜匠は手縄を引き、鵜が捕らえた魚をはき出させ、それを何度も繰り返すことで漁を行います。
千三百年もの伝統を誇る、幻想的な歴史絵巻がお客様の目の前でくり広げられます。

舟

鵜匠の船は鵜舟といい、全長約12メートルあります。船には鵜匠の他に船の舵をとる「なか乗り」と「とも乗り」が乗っており、この3人が1組になって魚を捕りながら川を下っていきます。 木曽川うかいの特徴はよく見えることです。観覧船は、鵜舟のすぐ間際にまで近づき、時にはかがり火の熱気が頬で感じられるほど。鵜の泳ぐ水しぶきが飛んでくるほど間近まで寄ってきてくれます。

鵜

日本に鵜は4種いますが、木曽川鵜飼ではウミウを使います。全長84〜92センチメートル、体重2〜3キログラムで翼を広げると約150センチメートルもあります。アヒルやペンギンよりも水かきが1枚多く、泳ぐことが上手です。

匠

鵜匠のいでたちは、かがり火から頭髪を守る麻布の帽子、風折烏帽子(かざおりえぼし)。
鵜がおびえないように、黒あるいは紺色の木綿の漁服(りょうふく)。火の粉や油よけとしてポケットには修理道具を入れる胸あて。水しぶきで体が冷えるのを防ぐ、ワラで編んだ腰蓑(こしみの)。
舟上で滑らないように3分の1の大きさのワラジ、足半(あしなか)。鵜匠は合計で4名。左から伊藤鵜匠、稲山鵜匠、石原鵜匠、水野鵜匠。ローテーション制で指名はできません。

ロングラン花火

期間 81810(予定)

木曽川に浮かぶ花火船から、10日間連続で花火を打ち上げるロングラン花火。スターマインなどの大型花火も打ち上げられます。ライトアップされた国宝犬山城を背景に、打ち上げられる花火は、風情たっぷり。